マナーが問われる！40代転職活動中の返信に役立つ、文例7選

転職活動中、選考や合否にかかわるメールやメッセージへの返信の文面について、どのように書けば相手の心証が良くなるのか、悩んだ経験はありませんか？

今回は転職サイト全盛時代の40代転職者には欠かせない「転職活動中のメール・メッセージへの返信マナー」について、そのまま応用できる例文付きで解説していきます。

返信用文章の作成時、また返信前の最終チェックなどに、ぜひお役立てくださいね。

• 40代が厳守すべき、転職活動中の返信マナー
• 減点されるかも！40代転職、返信時のタブー
• 応用可！40代転職に役立つ返信用文例集7選

40代50代におすすめの転職サービス

40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。

サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
良い求人が見つからなかった、紹介されなかった場合はすぐに退会しても問題ありません。

転職サービス	こんな方に おすすめ	特徴
レバテックキャリア	40代のITエンジニア経験者	ITエンジニア経験者向けに特化した転職エージェント 年収600万円以上のハイクラスなIT求人が多数 レバテックサービス利用者数20万人以上 原則オンライン面談に対応
リクルートエージェント	転職を考えているすべての方、正社員希望の方	転職のプロであるキャリアアドバイザーによる充実したサポート 公開求人は約11万件、非公開求人は約15万件！（2021年3月時点） 電話やメール、アプリなどによる遠隔サポートで安全な転職活動
リッチマン介護	介護職を希望の方	介護の転職総合満足度No.1 ※2020年ソースイノベーション(株)調べ 給与UP成功率96％の『高給与専門』 業界に特化したアドバイザーが介護業界のノウハウやネットワークを活かして転職活動をサポートしてくれます

40代が厳守すべき、転職活動中の返信マナー

転職活動中の40代が応募先企業へのメールまたはメッセージへの返信において気を付けるべきポイントは、一般的なビジネスメールとほぼ同じです。

つまり、企業はあなたからの返信内容から「基本的なビジネス文書を書ける人材か」「年齢相応のビジネスマナーがあるか」を計っているわけです。

基本的には、以下の7つの条件を満たした返信内容であれば、ひとまずはOKと言うことになります。

《応募先企業への返信で、40代が守るべきマナー7箇条》
・相手からの質問などに対して、きちんと的を射た答えを書いている
・相手の知りたい用件に対し、結論から先に簡潔に述べている
・件名が相手の設定のまま、またはわかりやすい内容にしてある
・返信時、相手から受け取った文面をのこすかたちで返している
・返信内容の文法や敬語、敬称などが間違っていない
・返信は、相手から連絡をもらってから24時間以内に行っている
・メールの終わりに、氏名・連絡先・住所記載の署名がある

上記7箇条のうち、特に「要件を簡潔に述べているか」「文法・敬語は間違っていないか」「24時間以内の返信か」は、通常のビジネスシーンにおいても重視されます。

これら最低限のマナーができていないと、40代なのに基本的なビジネスマナーを理解していない人、と受け取られても仕方がないと思ってくださいね。

《24時間以内に、答えられない内容にはどう対処すべき？》
質問内容に対し迅速に応えることが難しく、回答のために24時間以上必要なときは、その旨とあわせて「○月○日〇時までに回答する」と期限を返信しましょう。

【合わせて読みたい】
すぐに使える文例も！スカウトメールの使い方と返信文作成のコツ

減点されるかも！40代転職、返信時のタブー

ここからは、前項の厳守すべき返信マナーを踏まえたうえで、応募先からの連絡に返信する場合に侵しがちなタブーとその対処法を解説していきます。

◆敬語が間違っている！
転職活動中の返信文で、特に間違いやすい敬語は以下の通りです。
正しい言い回しと一緒にご紹介していますので、内容確認に役立ててくださいね。

誤：面接に「行きます」	正：面接に「伺います」
誤：メールを「見ました」	正：メールを「拝見しました」
誤：日程を「変えてほしいです」	正：日程を「変更していただきたく存じます」
誤：また後日「ご連絡致します」	正：また後日「ご連絡いたします」
誤：「了解です」「了解しました」	正：「承知いたしました」「かしこまりました」

漢字とひらがなの使い分けにも、十分に注意しましょう。

◆何が言いたいのかわからない！
前置きが長い、言い回しがわかりにくい、適切な漢字変換や改行が行われていないなどの理由で、読みにくい文章になっているのも良くありません。

返信文は以下の流れを基本に、読みやすい見た目になるよう心がけてください。

《1》宛名（応募先の企業名・部署名・担当者名+様）
《2》連絡をいただいたことのお礼を伝える
《3》相手からの質問への回答など、用件を述べる
《4》署名（自分の氏名・連絡先・住所等）

◆現職のメールアドレスから返信している！
会社のメールアドレスはその会社の代表として与えられた連絡先であり、個人が転職活動のために勝手に使用して良いものではありません。

もし、現職の会社アドレスから返信すると「公私混同する人」「守秘義務を守れない人」という悪い印象を与えますので、連絡は個人のフリーメールなどから取りましょう。

【合わせて読みたい】
40代転職！履歴書と職務経歴書の作成から送付まで丸分かりガイド
40代以上の転職面接に役立つ！よく聞かれる質問＆15の回答例

応用可！40代転職に役立つ返信用文例集7選

ここからはいよいよ、40代の転職活動中に応用できる返信用文例を、4つのシーン別に合計7つご紹介していきます。

企業名や個人名、理由などを入れ替えて、あなたの転職活動に役立ててくださいね。

《シーン1》面接の日程の希望を聞かれているとき
「○○株式会社
人事部人事課　△△様

お世話になります、□□（自分の名前）と申します。

このたびは、面接日程に関するご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
以下に私の面接希望日時を記載いたします。

・4月1日（月）　12時以降
・4月3日（水）　9：00～18：00
・4月4日（木）　9：00～18：00
・4月8日（月）　9：00～15：00

上記日時をご確認の上、貴社のご都合の良い日時をお知らせいただけますでしょうか。

もし、ご調整いただくのが難しい場合は再度日程を提示いたしますので、
お申し付けください。

お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。

□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」


《シーン2》面接日程の変更をお願いしたいとき
「○○株式会社
人事部人事課　△△様

お世話になります、
◇月◇日〇時より面接予定の□□（自分の名前）と申します。

誠に恐縮ですが、諸事情により調整いただいた面接日時にお伺いすることが難しくなり、
面接日程の変更をお願いしたくご連絡いたしました。

以下いずれかの日程にて、再調整をいただくことは可能でしょうか。

・6月1日（月）　12時以降
・6月3日（水）　9：00～18：00
・6月4日（木）　9：00～18：00
・6月8日（月）　9：00～15：00

もし、ご調整いただくのが難しい場合は別の日程を提示いたしますので、
お申し付けください。

お忙しいところお手数をおかけし、本当に申し訳ございません。
ご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」


《シーン3》面接日程の決定連絡に対し、返信したいとき
「○○株式会社
人事部人事課　△△様

お世話になります、□□（自分の名前）と申します。

面接日時設定についてのご連絡をいただき、ありがとうございます。
貴社にいただいた日程のうち、下記日時にて面接にお伺いしたく思っています。

日時：4月1日（月）　13：00～
場所：○○ビル3階、貴社オフィス

お忙しいところ、面接のために日程のご調整をいただきありがとうございます。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。

□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」


《シーン4》選考に関する連絡に、返信したいとき
【書類受取連絡に対しての返信用例文】
「○○株式会社
人事部人事課　△△様
お世話になります。

先日、貴社宛てに応募書類一式を送付いたしました
□□（自分の名前）と申します。

無事に応募書類をお受け取りいただけたとのご連絡、誠にありがとうございます。

お忙しいところ恐縮ではございますが、内容をご確認いただけますと幸いです。
選考結果のご連絡をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」


【面接のお礼連絡をいただいた場合の返信用例文】
「○○株式会社
人事部人事課　△△様

お世話になります。
本日〇時より面接をしていただきました□□（自分の名前）と申します。

本日はご多忙中にもかかわらず、
貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

面接の際、△△様より業務内容や待遇面に対して具体的なお話を伺えたことで、
貴社にて貢献したいという想いが一層強くなりました。

私の××の経験を活かし、貴社のお役に立つことができれば幸いです。

末筆ながら、本日の面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社ますますのご斑点とご多幸とお祈り申し上げます。

□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」


【採用連絡に対し、承諾する場合の返信用例文】
「○○株式会社
人事部人事課　△△様

お世話になります。
先日、面接をしていただきました□□（自分の名前）と申します。

この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
謹んで承諾させていただきたく存じます。

これから貴社にて皆様と一緒に働けることは大変うれしく、
1日も早く、貴社の戦力として貢献できる人材になれるよう邁進する所存です。

なお、入社までの手続きや必要書類についてご指示などございましたら、
ご教示いただけると幸いです。

今後ともご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」


【採用連絡に対し、猶予を申し出る場合の返信用例文】
「○○株式会社
人事部人事課　△△様

お世話になります。
先日、面接をしていただきました□□（自分の名前）と申します。

この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
私の経験が貴社からご評価いただけたこと、大変うれしく思っております。

さて入社のお返事に関してですが、誠に恐れ入りますが
◇月◇日〇時頃まで、お待ちいただくことは可能でしょうか。

貴社にも非常に魅力を感じておりますが、実は現在、他にも選考が進んでいる企業があり、
そちらの選考が〇日までに終了する予定となっております。

お待ちいただくことで、貴社にご迷惑をおかけするのは大変心苦しいのですが、
今後の人生にかかわる重大な決断であるため、慎重に考えたくご連絡いたしました。

ご理解をいただけます幸いです。
貴社のご判断・ご連絡をお待ちしております。

どうかよろしくお願いいたします。
□□　□（自分の名前）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〒123-456
▼▼県▼▼市1-2-3　マンション●●101号室
E-mail：（Gメールなど、個人のメールアドレスを記載）
Tel　 ：080-××××-××××（携帯）
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いかがでしたか？
この記事を参考に、あなたの返信メール・メッセージを失礼なく、応募先企業から心証の良いものにしてくださいね。