医療事務の40代・50代のミドルシニア転職求人情報

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医療事務の仕事内容は、大きく3つに分けることができます。調剤薬局事務の場合は薬関係の内容に特化していますが、基本的には同じような仕事内容です。

1つめは、受付業務です。患者さんに受診を希望する科目を確認し、健康保険証や公費受給者証を預かってコピーをとる作業です。受付段階で体温測定や問診票への記入を依頼する場合もあります。
2つめは、会計業務です。医師が作成したカルテに基づいて治療や処置ごとの料金(点数)を計算し、患者さんから料金を受け取ります。今はコンピューターを使って料金を計算するクリニックがほとんどです。
3つめは、請求業務です。毎月10日までに前月の全患者の診療費用をとりまとめて、国民健康保険団体連合会や健康保険組合などに請求を行います。労災や自賠責保険関係の請求書を作成するケースもあります。

医療事務は患者さんにとって最初の接点となるため、安心感をもたらす対応ができる人が向いています。受付・会計のスピードが患者さんや他部門職員の待ち時間を左右することと、レセプト提出など期限厳守を求められる業務シーンが多岐にわたることから、スピーディーかつ正確に業務を進める姿勢も、医療事務に求められるスキルの一つです。

医療事務への転職を考える際、経験者の場合は前職での医療機関の規模や担当業務を明確に伝えることが、即戦力アピールに効果的です。調剤薬局事務経験者が医療事務に転職する場合も、医療人という枠組みで経験者として扱う医療機関もあるようです。
未経験者の場合は、接客業務や事務などの異業種経験を患者さん対応に活かせるとアピールすることがコツです。医療事務(調剤薬局事務)資格を取得していると、医療関係の基礎知識を持っている点では有利でしょう。